No.01 鏑木豪さん サッカーチームコーチ  元プロサッカー選手(平成8年建築科卒)

鏑木さんは東工大附属高校出身初のJリーガーです。高校時代は日本代表候補の合宿に参加されていました。

※現在はtonan前橋にてGKコーチをされています。

高校卒業後の進路 現在のお仕事

高校卒業後、国士舘大学に進学、ユニバーシアード代表などを経て、横浜・Fマリノスに入団。その後、ジュビロ磐田やFC東京、水戸ホーリーホックなどに在籍していました。選手時代の一番記憶に残っているのは、試合には出れていなかったのですが、マリノス時代にセカンドステージ優勝することが出来たことです。後なかなか試合に出れなかったことでの悔しい思いが印象強いです。現在は選手を引退し、tonan前橋にて、GKコーチをしています。昨年は、U14 Jリーグ選抜のスタッフとして、スウェーデンで開催された2017GothiaCupに参加しました。https://www.jleague.jp/release/post-49430/


※東京都の代表として国体に出場(後列右から4番目)

高校時代の思い出・高校時代の経験が今に活きていること。

部員数も余り多くなかったことから、学年に拘わらず練習準備やグランド整備など支えあって、仲間に助けてもらった印象があります。東京都の国体代表では、全国3位と良い成績を収めることは出来ました。その時は、帝京高校など当時の名門校の選手達ともチームメイトだったのですが、自分には東工大附の雰囲気が合っていたし、そのことが成長に繋がったと思います。名門校では、サッカーをやめてしまう選手も結構いますが、自分自身がその後もサッカーを続けることが出来たのは、高校時代の仲間との出会いが大きかったです。


※J2水戸ホーリーホックにてJリーグに出場されていました。

高校生に一言

ひとつの目標に向かって、個人ではなくチームとして努力することでしか味わえないものがあると思います。団体行動のため、束縛や不自由な部分もあるかもしれませんが、チームメイトや多くの人との係わり合いは、視野が拡がり、多くの刺激を得ることが出来ます。

高校生年代は、自分のやれる事に「限界」を作ってしまいがちですが、思っているより遥かに頑張れるものです。自発性を持って積極的にチャレンジしてもらえればと思います。

 

あと、高校年代でしっかり身体を動かすことは頭にもいいと思いますよ。